食品衛生法の改正により2021年6月までに原則として全ての食品等事業者 (飲食店を含む) がHACCPを導入しなくてはなりません。義務化に向けて正しいHACCPを理解し現場で適切な管理を実践する為の研修会を開催します。HACCPとは何か?今から取り組むにあ たって何をすれば良いのか?の段階にある初心者から、 既に現場でHACCPの運用にあたっている品質管理担当者までを対象としております。 食品加工事業者や飲食店だけでなく、 これからは農業者もHACCPの考え方を理解する必要がございます。 食品加工、飲食、流通、農業など幅広い分野から研修会にご参加いただきHACCPへの理解を深め、 日本の食を世界に誇れる産業へと築き上げていきましょう。
HACCPに取り組むことで世界中で取り組まれているSDGs(持続可能な開発目標) の達成にも近づくことができます。 目標3 「すべての人に健康と福祉を」、 目標8 「働きがいも経済成長も」、 目標9 「産業と技術革新の基盤をつくろう」、 目標12 「つくる責任つかう責任」とHACCPの繋がりを考えてみると、HACCPに取り組むことで安全な食品を流通させることができ、 消費者の健康が守られます。 また、HACCPの導入で食品産業の基盤をつくり、 国際的に信頼のおける食品衛生管理の実現により日本の食の更なる経済成長、 返品による廃棄ロスの削減、 安全な包装容器の使用にも繋がります。日本の食品産業を持続可能なものとするためにはHACCPへの取り組みが重要な課題となります。
研修会は3日間の受講により 「HACCPシステムについて相当程度の知識を持つと認められる者」 の要件を満た すことができます。 3日間の受講修了者には 「HACCP管理者研修会修了証」 を交付致します。 食品事業者であ ればHACCP管理者としての力量を示すことができ、 また 農業関連では GLOBLAG.A.P. 内部検査員の資格要 件の1つなどにも該当します。
【日程】2019年12月10日(火曜)~12月12日(木曜)
初日…10:00~18:30(最終日は17:30まで)
【料金】66,000円(税込)…全日参加
46,000円(税込)…初日だけ参加
【定員】30名
【講師】関西大学化学生命工学部特任教授 広田鉄磨等
【企画】 サクシード株式会社
【協力】 株式会社アグリインキュベーター
【場所】あすか会議室 神田小川町(東京都千代田区神田小川町2-1-7 日本地所第 7 ビル)
- 1日目のみの受講の場合、後日開催される当研修会の後半2日間の参加で修了証を発行致します。
- 基礎研修を受講済で管理者研修2日間への参加は28,000円(税込み)を予定しております。
- 昼食はご自身でご用意ください。休憩時間に外で済ませるか、お持ち込みでの飲食も可能です。
- 【1日目】 HACCP基礎研修(座学) 10:00 ~ 18:30 終了後 20:00 まで個別相談会
HACCP概論(適合性確認、認証の差異を含む。食品衛生法改正のその後)
一般衛生管理、環境衛生・ペストコントロール、製品仕様書・フローダイアグラム
危害要因、HACCPプラン。事例紹介。 - 【2日目】 HACCP管理者研修(実習) 9:30 ~ 18:30 終了後 20:00 まで個別相談会
食品品質プロフェッショナルズの提唱するビジュアライゼーションにそった
HACCPプラン作成実習。 - 【3日目】 HACCP管理者研修(発表) 9:30 ~ 17:30 終了後 18:30 まで個別相談会
各自の作成したHACCPプランの発表と質疑応答。
※研修会の資料は事前にデータで配布しますので、当日はノートPCやタブレットでデータを閲覧しながらの受講をお勧めします。プリントしての持参でも構いません。