食品加工製造従事者向け
JAS法、食品衛生法、健康増進法を統合する形で、2015年に食品表示法が施行されました。この新法に基づく新表示ルールへの完全移行は、2020年4月1日をもってなされます[生鮮食品は、2016年10月1日、加工食品(輸入品を除く)原料原産地表示は2022年4月1日です。]所管は消費者庁で、過去に大きな議論を巻き起こしながら事態が進展してきています。
食品表示法の施行による大きな変更点としては、下記の4つが挙げられます。
1.一般用の加工食品及び一般用の添加物の栄養成分表示の義務化
2.アレルギー表示の変更
3.「機能性表示食品」制度の新設
4.全ての加工食品(輸入品を除く)に原料原産地の表示
行政、事業者ともに新ルール移行への準備に忙しいところですが、完全移行まで四カ月を残した今、一度行政側の意見、事業者側の意見の最終段階でのすり合わせを行い、新ルールへの移行がスムースとなることを確実にすべき時期に至っていると思われます。
そこで今回、消費者庁、大阪府、事業者側を代表する者として消費者と直接対峙する小売業代表に参集していただき、新ルールにかかわるメンバーが勢ぞろいした形をもって、闊達な意見交換の場となるよう、関西大学梅田キャンパスで食品表示セミナーを行います。
日程
2019年11月20日(水曜)
12:45~17:10(個別相談17:20~17:50)を予定
料金
1,000円(税込)
定員
140名
場所
関西大学梅田キャンパス(大阪府大阪市北区鶴野町1−5)
講義内容
●12:45 開場
●13:20-13:30
開会の挨拶(関西大学 広田鉄磨)
●13:30-14:30
講演1「これからの食品表示制度について(仮題)」(消費者庁食品表示行政ご担当者様)
●14:30-15:30
講演2「義務化された栄養成分表示の表示方法(仮題)」(大阪府食品表示行政ご担当者様)
●15:30-15:40 休憩
●15:40-16:40
講演3「小売業から見た食品業界の新食品表示基準への対応状況(仮題)」(小売業の食品表示担当者様)
●16:40-17:10
質疑応答/モデレーター 渡辺 寛
●17:10 一旦の散会
●17:20-17:50
表示関連 個別相談(※事前申し込みされた方を優先します) 担当/渡辺 寛
参加方法
お申し込みは締め切りました。たくさんのご参加、ありがとうございました。