2026年6月12日 食物アレルギーセミナー[東京]

2026年6月12日 食物アレルギーセミナー[東京]

日本食糧新聞で紹介されました

ポイント

日本においては、アレルゲン閾値が10ppm未満とされ 多くの企業は涙ぐましいほどの努力を重ねています。たしかに10ppmは食物アレルギーをもつ人たちの95%以上をカバーしうる発症閾値でもあり、誰一人置き去りにしないという弱者の保護を謳うSDGsの観点からは望ましいものでしょう。さらに 安易な「〇〇を含む製品と共通の設備で製造しています」といった注意喚起表示を推奨しないという消費者庁の指導もまた、注意喚起表示の乱立によってアレルギーを持つ人たちの選択肢を狭めないという観点からは望ましいともいえます。

しかし 多くの国々での規制がそこまでも厳しくなく 例えばセリラック病患者向け食品の小麦グルテンが20ppm以内にしか制限されていないことなど考え合わせると 日本で10ppmが食品全般に例外なく当てがわれているというのは厳しすぎるのではないか、最終的にはコスト増となり日本の食品産業の活力をそいでいるのではないかという懸念が出てきます。とくにコスト増は、ただでさえ高価な日本の食品の輸出競争力を弱めていることは間違いありません。

表示義務のある8種についてだけであればまだしも、リコール情報を見ると 10ppmの閾値超えでの回収判断は(表示義務のある特定原材料8種以外含む)全アレルゲンにあてがわれており、日本はアレルゲン管理では よく言えば最前線、悪く言えば泥沼状態を呈しているといって過言ではありません。すべてが事業者の自主的な努力にゆだねられており、かかる費用はすべて事業者が吸収しないといけないという事態も異色であり、この事態の妥当か否かは国民的な課題として真剣に討議されてしかるべきものです。また日本の特徴として、アレルゲンとしての強度は考慮されず、一律10ppmという、どちらかといえば行政側の便宜のみを尊重した決定がなされていることも目立ちます。

今回このセミナーではアレルゲン分析キット開発の最前線にいる森永生科学研究所のメンバー、実際にスーパーのセントラルキッチンでアレルゲン管理に苦労した品質保証メンバー、そして食品アレルギーに造詣深くその症状、診断、治療と今後のアレルゲン管理の展望を語る食品品質プロフェッショナルズ代表とが結集し、皆さまの疑問に答えるとともに、将来あるべき姿を一緒に模索していきたいと考えています。

プログラム

時刻内容講師
10:00~12:00アレルゲン分析キットの現在と展望、キットのデモあり株式会社森永生科学研究所 営業部 学術担当リーダー 東畑有希 
12:00~12:45昼食休憩付近に手っ取り早い飲食店はありません。弁当を各自でお持ち込みください。
12:45~14:15現場におけるアレルゲン管理の難しさ一般社団法人 食品品質プロフェッショナルズ 飲食部門HACCP担当 
石井あき子
14:15~14:30休憩
14:30~16:30食物アレルギーの症状、診断、治療、今後の展望一般社団法人 食品品質プロフェッショナルズ代表 
広田鉄麿
16:30~17:00質疑応答・個別相談

研修会場

〒100-0005
東京都千代田区丸の内1-7-12 サピアタワー9階 関西大学東京センター

料金

20,000円(税込)

紹介コードQPHP またはどこかで紹介いただいたコードをご記入の方は 18,000円

食品品質プロフェッショナルズ会員は 15,000円

定員

60名

主催

 一般社団法人 食品品質プロフェッショナルズ

講師

東畑有希、石井あき子、広田 鉄磨、他 一般社団法人 食品品質プロフェッショナルズ認定講師

注意

かなりの量の文書となりますので プリントアウトまたは ご自身のPCにダウンロードしてお持ちこみください。

お申込み方法

食品品質プロフェッショナルズではこのほかにも様々なセミナーをご用意しております。


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