目次
ポイント
最近はマーケティング講座が盛んに開催されていますが 食品産業のSME(中小企業)にとっては しっくりこない内容のものがおおいと感じられているのではないでしょうか? もしもそうお感じであれば その感想はとても正しいものです。この講座の中では SMEにはSMEなりの闘いかたがあることを伝授いたします。大企業であればDXやAIなどの導入も可能かもしれませんが 食品産業におけるSME
の場合には、たとえDXやAIを導入したとしてもその費用の回収には永遠といっていいほどの年数を必要とすることでしょう。背伸びをしての巨大な投資を行うくらいなら 地域に根ざし地域に愛されるというまさに「人は石垣、人は城」という考え方に基づいてビジネスの基盤部分を確立すること。その地域である程度の成功を収めてから初めて広域への進出を図っていくという展開こそが望ましいのです。最新のYouTubeのマーケティング講座である 「マーケティング侍」の内容も引用しながら、マーケティングの真髄は実は今盛んに言いふらされているようなデジタル化への対応などではなく、(古典ともいえる)信頼・信用を得ることこそが起点となっていることを明らかにしていきます。
プログラム予定
あなたの目指すものは?
ビジネスにおいてすべてを金銭価値という尺度の上に並べてみてことの軽重を測ることは決して間違いではありません。しかし金銭があなたの人生目標なのかと問われるとそれは違っていると感じていらっしゃることでしょう。マズローの欲求段階説がいみじくも正鵠を射ているように我々の人生の最終目標は自己実現だからです。金銭の獲得はあくまで自己実現のためのツールの一つでしかないからです。
サクセスストーリー
同様に、売上、利益、店舗数など金銭という尺度で測れるものは成果の一つでしかなく、そこまでに至るプロセスの中にこそサクセスストーリーの醍醐味があるといっていいでしょう。最初から小さな成功を収めて悦に入っている事業者よりも、何度失敗しても立ち上がり最終的に大きな成功を収めた事業者の話の方が面白いというのは、人間がプロセスから習得するものがいかに大きいかを物語っています。
サクセスを阻むキャップ
人間は ユニークさにこだわりすぎて 将来の発展の自ら摘んでしまいがちです。成長への制約を自ら設定することは避けましょう。
事例集
成功事例と失敗事例を挙げてそこからの学びを共有します。
マーケティングの歴史
産業革命以降のマーケティング戦略・ツールの変遷を学びます
今語られているマーケティング
今ブームとなっているマーケティング講座の多くが 「この最新ツールを使ったら成功間違いなし」といったツールありきの内容に流れがちな内容であること。ツールにもその実効性がまだ検証すらされてはいないものもあることを示します。
マーケティング侍
ご存じ小山竜央さんのYouTubeマーケティング講座を参照して、現在世の中にあるものの中では最も実践的で実効性が高いといわれる講義内容に触れていただきます。その内容の多くが古典の現代語訳であることにはすぐに気づいてもらえることでしょう。 「賢者は歴史に学ぶ」の好事例かと思います。
結語
SMEとして一番気を付けないといけないのは重篤な症状をもたらす、あるいは、大量の患者を出す食中毒です。食中毒で死者を出してしまうとSMEの規模では二度と立ち上がれないほどのダメージを負ってしまいます。こういった食中毒を防止するにはやはりHACCPなのですが 今まで皆さんの周囲で流布されているようなHACCPの水準ではやはり無理で、冷徹に危害要因を見極めて適切な対策を打っていくという作業が求められます。
キャンペーン
この講座を受講の皆様でメルマガ登録していただける方には 翌日以降 同じ会場で開かれるHACCPセミナーの半額割引コードを差し上げます。 このコードを使って ご自身が受講なさっても、社員の方やビジネスパートナーなどどなたにでもコードを共有していただいて結構です。
日程
2025年6月9日(月) 9:30~15:30
研修会場
小月パン工房
〒750-1142 山口県下関市小月本町1丁目1-9
料金
5,500円(税込)
定員
最大20名
主催
講師
広田 鉄磨、他 一般社団法人 食品品質プロフェッショナルズ認定講師
注意
かなりの量の文書となりますので プリントアウトまたは ご自身のPCにダウンロードしてお持ちこみください。
お申込み方法
食品品質プロフェッショナルズではこのほかにも様々なセミナーをご用意しております。