公共施設及び利用者のための日常的なCOVIT-19対策【食品と科学】

公共施設及び利用者のための日常的なCOVIT-19対策【食品と科学】

一般社団法人 食品品質プロフェッショナルズ代表理事の広田鉄磨が執筆した記事が、食品と科学 2020年8月号に掲載されました。月刊 食品と科学様の許可を得て、公開しております。

冒頭紹介

はじめに

Withコロナという造語も生まれ、これからは、コロナウイルスとは慎重ではありながらも負担の重すぎない形の共存を目指していくことになる。つまり、コロナが常態化した環境下において、公衆衛生の観点から、費用対効果においても適切な社会的な負担の少ない衛生管理方法を開発していくことが必要となる。一時期のように、コロナ患者がでたとなると建物を封鎖し、全身防御の物々しいいでたちの消毒担当者が薬剤のスプレーを天井、壁から床までびしょびしょになるほどまき散らす-といった特殊対応ではなく、日ごろの手洗いや掃除の中に自然な形で取り込まれた除染作業をもって、(発症していないまたは発走してもまだ症状が顕著ではない)「ステルス」感染者がまき散らしたウイルスで濃厚に汚染されたかもしれない部位に集中した。しかし、作業を継続していくのには経済的にも労力的にも負担の少ない対策を取っていくことが不可欠となる。すでに上梓されているガイドライン類は、すべてコロナ肺炎が特殊事例であったころに作り上げられたものであって、今後のWithコロナの状況には対応しがたい。この文書はいかに日常生活にコロナ対策を溶け込ませていくかの提言を主たる目的としている。読者の容易な理解のため、大学のキャンパスや公営の図書館を舞台として、我々が取っていくべき対策の解説を行っていきたい。

どこをどのように除染すべきかの検討

部屋の中に存在するすべてを消毒の対象としたような特殊作業の時期は去り、(検知されていない)感染者が作り上げた(隠れた)濃厚汚染が対象となっていく。つまりは見えない敵の攻撃を想定し、防御の弱い部分を洗い出し(脆弱点分析)、そこに除染効果は高いが実施には負担の少ない対策を導入することで、クラスター的な感染発生の可能性の芽を摘んでいく方向に軸足を移すべきと言うことになる。脆弱点は以下のような箇所となる。感染経路にはその寄与度に応じて(★★★:高頻度感染経路、★★:中頻度感染経路、★低頻度感染経路)★印を配置した。

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